ポスト・トゥルースと『ビリギャル』

那覇潤の近著「知性は死なない」で日本のポスト・トゥルースのさきがけになった  

書籍として『ビリギャル』を分析している 。2013年末に刊行された『ビリギャル』の前後にはアドラー心理学の「きらわれる勇気」2013年、その翌年の2014年には小保方晴子騒動と真実(トゥルース)より真実っぽさ、共同妄想的な嘘が世の中  

の支配的な気分になっていったのだろう。ハイデガーなら『世人』的な論理の横溢に因って自身も含めてナチズム陥った若気の至りを考える。

 

知性は死なない 平成の鬱をこえて