絶対零度の政治 -内田樹のブログ記事からー
現在進行形の日本政治の絶望的な状況を解明すべきと内田樹は「統治コスト」の視点から下記のブログ記事において日本の現状に鋭く切り込んでいる、つまり「菅政権の意志」は「政権維持の絶対的自己目的化」であると、その為なら麻生太郎氏が推奨する様にヒットラーから学ぶ事を躊躇しない決意である事である、そのための手始めの「決断」が「日本学術会議の6人任命拒否」であると
ここで問題になっている事は、国が元気が良い時は国民も元気が良く、政治的に「暴れる」という事である、タイ、韓国、フランスetc.を見れば良く分かるつまり元気が良い国民を統治していくには「コストが高くなる」のである、逆に「元気がなくなりつつある」日本は「比較的にコストが低いのである」しかし当然ながら「元気がなくなれば」国は滅亡してしまうので「意識の高い」政治家なら「何とかしよう」として国民が元気の出る政策(ここで誤解する人がいるといけないので釘を刺しておくとオリンピック開催は一時的なドーパミンでしかなく時間稼ぎにはなっても基本的な対策ではない)を打ち出すのであるが、残念ながら菅政権は国民を萎縮させ、元気をなくさせ一切の自発性を奪い「ゾンビ化」する方に「舵を切って」しまったのである、そして彼の目指すのは永久凍土の中で永久に冷凍保存されたマンモスの様に日本国民を永久に「沈黙」させることである、それが『絶対零度の政治』なのである!